【居住中で家が売れない人は必見】居住中でも家を売る3つの内見対策とは?

こんな人向けの記事です
  • 居住中で、家が売れない人
  • 居住中の内見対策を知らない人

居住中で家が売れない場合、内見対策が不十分かもしれません。居住中でも家を売りたいなら、内見対策をしっかりと行うことが必要です。

はじめて太郎

私も居住中に家を売り出しましたが、売れませんでした。

しかし、空き家にしたらすぐに売れました。居住中に家を売るのは難しいと実感しましたが、適切な対策をすれば売却も早くできたはずです。

今回は、居住中でも家を売るための対策を3つ紹介します。記事を読めば、居住中でも家を売るための方法を知ることができます。

この記事でわかること
  • 居住中のメリットとデメリット
  • 居住中の人がするべき内見対策
  • 今の不動産会社を見直すべき理由

目次

居住中の家が売れない理由は内見者さんにとってハードルが高いから

はじめて太郎

居住中の内見について、内見者さんの感想を紹介します。

空き家に比べると、居住中の家を売ることは難しいです。内見者さんの感想によると、売主さんがいると自由に見られず、内見しにくいという声があります。

夫婦の目線が気になりゆっくり見にくかった

まだ築浅なので、若い夫婦で子供がいらっしゃる中、内覧したのですが、一階リビングに入った途端、その夫婦の目線が気になり私の旦那も、私も一階リビングは、ゆっくり見にくかったのです。

一階リビングの腰高窓に、ロールカーテンを下まで下げており、裏にすぐ家があるし、太陽が眩しい向きではないので、もしかして、裏窓が重なっているから、ロールカーテンを上げていなくて、隠しているのかな。と思い、ご夫婦に、窓を開けてみて良いですか。て、聞いてみたかったのですが、旦那も私も引っ込み思案で、聞けませんでした。
やはり、ロールカーテンを下まで下げてるって、密集地なので、怪しいですかね。見に行ったのは、昼間です。やはり、もう一回、見に行くべきですよね。

このほかに、良い中古は今のところ、出ていませんので

Yahoo!不動産より
はじめて太郎

内見者さんは自由に見られないため、購入の決断がしにくくなります。

「現在住居中で…」なんて言われると「あっ、じゃあいいです」ってなってしまいます。

現在戸建を探してます。
希望の土地で買えそうな物件がありいいな、と不動産屋さんに問い合わせると「現在住居中で…」なんて言われると「あっ、じゃあいいです」ってなってしまいます。
実際自分が住むつもりで見学するんだし隅々まで遠慮なく見たい、その場で疑問に思ったことは不動産屋さんに聞いてみたい。
でも持ち主の方がそこにいらっしゃってはどっちもできませんよね。
人気の学区などは中がどうであれその学区に通えるなら、と決めてしまう人もいるそうですがなかなか難しいかな、と思います。
ローンと家賃の出費は痛いと思いますが早急に売りたいなら空家にする、金額を下げる、などがあってもいいかも知れません。

Yahoo!不動産より
はじめて太郎

内見者さんは「居住中」というだけで内見をあきらめてしまいます。

独特の家族の生活臭があって、自分達が住むというイメージが湧かなかったですね。

昔中古住宅を7軒ほど見せていただきました。
やはり、まだ住まれてるところに内覧に行くと、独特の家族の生活臭があって、自分達が住むというイメージが湧かなかったですね。
ただ、家賃がダブルになるのはキツいですよね。こればかりはいつ売れるかわかりませんし。
敷金、礼金とかがいらないレオパレスみたいなとこに一時避難するのか、ずっと住むアパートをと初期資金を思いきって出すか…これもまた悩ましいですね。
アドバイスにならなくて申し訳ないけど、私は住まれてない方が買い手には決断がしやすいとは思いますよ。

Yahoo!不動産より
はじめて太郎

「居住中」だと生活臭が気になり、内見者さんは住むイメージが持てません。

【実体験】居住中、家が売れない私のトホホな内見対応エピソード

はじめて太郎

居住中の内見対応は本当に大変ですよね。

居住中に家を売り始めた経験から、居住中の内見対応の大変さを痛感しました。

私のトホホな内見対応エピソードを少しだけ紹介しますので、内見対策の参考にしていただければ幸いです。

クローゼットからギュウギュウ詰まった布団がドサッとなだれ落ちました。

荷物が多かったため、私の家では布団を無理やりクローゼットに押し込んで内見対応しました。

内見者さんがクローゼットの中を見たいと言った時は、心の中で「終わったな…」と思い、布団がぎゅうぎゅう詰めのクローゼットを開けた。

次の瞬間、押し込んでいた布団がなだれ落ち、その光景に驚いた内見者さんは「すみません、無理なことを言ってしまって」と一言、内見の雰囲気は気まずい空気になったのは想像の通りです。

はじめて太郎

もちろん、その内見は成約にはつながりませんでした。

大切な有給休暇が無駄となる

急遽、翌日の平日に内見依頼が来ました。もちろん平日は仕事がある会社員の私。上司に無理やり有給休暇を申請し、貴重な有休を内見対応に使うことになりました。

内見の日は朝から水回り、玄関、リビング、バルコニーを一人で掃除しました。内見の時間ギリギリまで掃除をして、準備は万端。しかし、内見の時間になっても内見者さんが到着せず…。

なんか嫌な気持ちになっているところに、不動産会社から電話がかかってきました。

案の定、ドタキャンでした。せっかく有給休暇を取って準備したのに…。しかも、その内見者さんは再度内見を申し込んでまたドタキャン。

はじめて太郎

居住中の内見対応でドタキャンされると、本当に心が折れますよね。

5か月間、家が売れない!居住中の私が家を売れた理由

はじめて太郎

私は家を売るのに6か月かかりました。

家が売れなかった一番の理由は、5か月間ほど売却中の家に居住していたからです。居住中から空き家にしたら、1か月ほどで家を売ることができました。

居住中の家が売れない理由は様々ですが、もしかしたら売却中の家が売れない理由は居住中にあるかもしれません。

すぐに売却中の家を空き家にできれば問題は解決しますが、それが難しい場合、居住中でも家が売れる対策を取るべきです。

今回は、居住中だから家が売れないと悩む方のために、居住中でも家を売るための3つの対策を紹介します。

家が売れない居住中のメリットとデメリット

私も最初は居住からスタートして、家が売れず、空き家にしたら1か月程で家が売れました。

はじめて太郎

私が感じた居住中のメリットとデメリットは次の通りです

メリットデメリット
住まいのイメージができる
売主さんの人柄を知れ
質問を売主さんが回答できる。
部屋が狭く感じる
生活臭が気になる
毎回、掃除が必要
内見の日程調整が大変内見対応をしなければならない
居住中のメリットとデメリット
はじめて太郎

まずはメリットの紹介をします

居住中のメリット

  • 住まいのイメージができる
  • 売主さんの人柄を知れる
  • 質問を売主さんが回答できる。

居住中のメリット:住まいのイメージができる

空き家での内見は、家具が一切ないため内見者さんが住まいのイメージを持ちにくいというデメリットがあります。しかし、居住中であれば、家具が置いてあるため、内見者さんが実際の生活をイメージしやすいです。

居住中のメリット:売主さんの人柄を知れる

内見者さんの中には以前の住人について知りたいと思う人もいます。居住中での内見対応であれば、売主さんが直接対応するため、内見者さんの不安も解消されます。

居住中のメリット:質問を売主さんが回答できる。

空き家の場合、内見時に売主さんが不在で、不動産会社が内見者さんの質問に十分に対応できないことがあります。しかし、居住中の場合は売主さんが同席するため、内見者さんの質問に直接対応できます。

はじめて太郎

内見者さんからよく聞かれた質問は次の通りです。

よくある質問
  • 売却理由
  • 近隣住民の様子
  • 騒音

売却理由

内見者さんは、売主さんがなぜ家を売却することになったのかを知りたがることがあります。特に離婚などのネガティブな理由の場合は、言葉選びを慎重にしてください。

私の場合は、妻のご両親と同居するために家を売却したので、売却理由を正直に話しました。

ネガティブな理由で売却された家を購入したいと思う人は少ないでしょうから、売却理由については不動産会社と相談することをオススメします。

よくある内見者さんの質問①
買主さん

売却の理由は何ですか?

はじめて太郎

妻のご両親と一緒に住むからです!

近隣住民の様子

私が売却したのはマンションでした。マンションの場合、隣人についての質問が多かったです。

私の場合、隣人と交流がなかったので、「住んでいて気になることはありませんでした」と正直に伝えていました。もし近隣住民に問題がある場合は、不動産会社に相談してみることをお勧めします。

よくある内見者さんの質問②
内見者

お隣さんはどんな人ですか?

はじめて太郎

住んでいて気になることはありませんでした!

騒音

住んでいる売主さんだから回答できる質問に騒音もあります。

私の場合は線路沿いの2階に住んでいたので、内見者さんから「電車の音はうるさくないですか?」や「3階の足音は気になりませんか?」という質問が多かったです。

電車の音については、「防音された窓で問題ありません」と防音窓の存在をアピールしました。また、3階の足音については、「まったくないとは言えないが、生活していると気にならないし、夜は静かです」と説明しました。

騒音に関する情報を内見者さんに伝える際は、事前に不動産会社と打ち合わせをしておくことをオススメします。

よくある内見者さんの質問③
内見者

騒音は気になりませんか?

はじめて太郎

防音の窓だから生活していると気にならない、夜は静かですよ!

はじめて太郎

次に居住中のデメリットの紹介です

居住中のデメリット

  • 部屋が狭く感じる
  • 生活臭が気になる
  • 毎回、掃除が必要
  • 内見の日程調整が大変
  • 内見対応をしなければならない

居住中のデメリット:部屋が狭く感じる

居住中の家では、家具や荷物があるため、内見者にとって家が狭く感じられ、購入を見送られることがあります。

居住中のデメリット:生活臭が気になる

居住中の家では、住んでいる人の臭いが気になり、家のイメージが悪くなることもあります。生活臭は住んでいる人では気づきにくいため、注意が必要です。

居住中のデメリット:毎回、掃除が必要

居住中の場合、日常生活によって家が常に汚れていることがあります。内見者に良い印象を与えるためには、内見時に掃除が必要ですが、忙しいときには掃除ができません。

部屋が汚れた状態で内見対応をすると、内見者に悪い印象を与え、購入を見送られる可能性があります。

内見の掃除ポイント
  • 玄関
  • キッチンやお風呂などの水回り
  • リビング
  • 収納スペース

玄関

玄関は内覧者さんが最初に見る場所なので、第一印象を良くするために掃除を忘れずに行いましょう。

キッチンやお風呂などの水回り

水回り(キッチン、トイレ、洗面所、浴室)を徹底的に掃除してください。水回りは劣化が目立ちやすい箇所であり、内見者が特に気にする場所です。

カビや水アカなどの汚れがあると、印象が悪くなり内見者の購入意欲を下げてしまう可能性があります。

リビング

リビングが狭く感じると、家全体が狭く見えます。リビングの床や壁、窓をキレイにすることはもちろん、リビングにある物を減らして部屋を広く見せることが大切です。

特に注意すべき点は、個人情報が漏れないようにすることです。写真などの個人情報が含まれるものは片付けておきましょう。

収納スペース

収納スペースがあれば、中を見せられるように整理整頓をしておきましょう。内見者はどれだけ荷物を収納できるかを気にします。

収納スペース内に荷物があっても、整理整頓しておけば、具体的にどのくらい荷物を入れられるか内見者に説明できます。

居住中のデメリット:内見の日程調整が大変

空き家の場合、内見者と仲介不動産会社だけでスケジュール調整ができます。

しかし、居住中の場合は売主さんも含めて調整する必要があるため、内見日の調整が難しくなります。

居住中のデメリット:内見対応をしなければならない

居住中の場合、売主さんが内見対応をする必要があります。基本的には仲介不動産会社が内見者の対応をしてくれますが、スケジュールの調整が難しいときには、仲介不動産会社不在で売主さんが対応することもあります。

接客が得意な人は問題ありませんが、接客が苦手な人はその対応が内見者の購買意欲を下げてしまう場合があるので注意が必要です。

家が売れない居住中のデメリット解決方法

居住中のデメリットを解決する方法は次の3つです。

居住中のデメリットを解決する方法

  • トランクルームを活用
  • 家事代行を利用
  • VRで内見

トランクルームを活用

部屋を広く見せることができれば、内見者に好印象を与えます。部屋を広く見せるには、現在の荷物を減らすことがベストです。

荷物を減らす方法として、トランクルームの活用をオススメします。一時的に荷物をトランクルームに預けることで、居住中でも内見者に広く感じさせることができます。

家事代行を利用

毎回、内見時に家を綺麗にすることは、家を売るために不可欠です。私も毎回、家の掃除をするのが大変でした。

特に水回りは汚れやすいため、掃除が大変です。家事代行を利用すれば、時間がない時でも家を綺麗に保つことができ、内見者に好印象を与えることができます。

360˚VRを活用

不動産仲介会社ミライアスに依頼すれば、VRで内見対応が可能です。内見者は実際に訪問することなく、VRで家の雰囲気を確認できます。

VRのおかげで、本当に買いたいと思う人だけが内見を申し込むため、購買意欲の高い人に絞って内見対応ができます。居住中で内見対応が大変な方には、ミライアスのVR内見を利用することをオススメします。

はじめて太郎

私も不動産仲介会社ミライアスを利用して家を売り、相場の112%で売ることができました。

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不動産仲介会社ミライアスの360˚VR内見

360˚VRは写真では伝えきれない臨場感や細部の魅力をWEB上で疑似内見として体験できるサービスです。

360˚VR内見で得られるメリット

  • 可能性の高い内見者に絞りこみができる
  • 不要な内見対応が減る
  • 写真と現地イメージのギャップを最小限に抑えられる
不動産会社ミライアスの360˚VR内見
引用元:ミライアスHPより
スクロールできます
対象エリアミライアスの営業エリア(原則 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)
対象物件一戸建・マンション・土地(但し撮影公開に適さない物件は除く)
適用条件ミライアスとの間で、対象不動産の媒介契約を締結された個人・法人(宅建業者を除く)の売主様
撮影箇所建物外観(マンションはエントランス含む)・室内・敷地内
撮影・編集会社ミライアス株式会社
360˚VR内見 サービス概要
室内で撮影してほしくない場所がある場合はどうすればよいですか?

担当エージェントにお知らせください。撮影不可部分については撮影致しません。

撮影の際に気を付けなければいけないことはありますか?

事前に簡単なお片付けのご協力をお願いします。また、個人情報が含まれるものなどは予め見えない場所にご移動をお願い致します。撮影当日は、担当エージェントが日用品の移動などお手伝いをいたします。撮影日時は予めご相談させていただきます。

土地を売却する場合にVR撮影は必要ですか?

土地売却の場合、更地(建物が無い状態)での販売である場合は、敷地の中をWEB上で確認したいご検討者様もいらっしゃるため、VR撮影をおすすめしています。

はじめて太郎

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他の居住中の物件を内見して、内見者の気持ちを知る

内見対策の重要なポイントは、内見者の気持ちを理解することです。

内見者として他の居住中の物件を内見することをお勧めします。内見を体験することで、掃除するべき場所や内見時の対応など、重要なポイントを把握できます。

はじめて太郎

一度、居住中の物件を内見してみてください。

居住中の内見対応で抑えるべきポイント

居住中の内見対応で意識するべきポイントは内見者に「幸せのイメージ」を持ってもらうことです。

内見者に「幸せのイメージ」を持ってもらうためには、広く、明るく、きれいにすることが必要になります。

はじめて太郎

幸せをイメージできない家は、買いたくないですよね。

「幸せのイメージ」を持ってもらうポイント

  • 部屋から水回り、ベランダ、庭を徹底的に掃除
  • クローゼットや押し入れも全て見せられること
  • 壁紙の破れや穴、床の傷などは修理しておく
  • マンションならエントランスや共有部分の点検も忘れずに
  • 購入時のパンフレットのコピーをしておく

部屋から水回り、ベランダ、庭を徹底的に掃除

家が汚いと「幸せのイメージ」を持つことはできません。内見者には、「この家は素敵だな」と感じてもらうために、掃除は徹底してください。

窓ガラスを磨き、照明器具や網戸などのホコリや汚れも取り除くことで、家が広く、明るく、清潔に見えます。

また、住まいのニオイも「幸せのイメージ」を壊す原因になります。ニオイがついているカーテンやクッション、排水溝も洗っておきましょう。

はじめて太郎

内見時の前には窓を開けて、空気の入れ替えも行ってください。

クローゼットや押し入れも全て見せられること

不要なものは事前に処分し、クローゼットや押し入れも全て見せるように心がけてください。

内見者の中には、「押し入れやクローゼットの中が気になるけど、聞けない」という人もいます。

売主さんがクローゼットや押し入れの中を見せてくれると、内見者は安心します。押し入れやクローゼットの中が見せられるように、前もって不要な物を片付けたり、中身を整理したりしておくことが大切です。

はじめて太郎

見たいけど、聞けなかった内見者さんもいます

壁紙の破れや穴、床の傷などは修理しておく

内見した家の壁紙が破れたり、床に傷があると、内見者が『幸せのイメージ』を持つのは難しくなります。修理が可能なら、簡単な修理を行うことがオススメです。

ただし、大規模な修理が必要な場合は、後でトラブルになる可能性があるため、内見者に対して正直に説明しておくことが重要です。

はじめて太郎

リフォームしても売れない場合があるので、慎重に検討しましょう!

マンションならエントランスや共用部分の点検も忘れずに

エントランスや共用部分が散らかっていたり、照明が切れているだけで、内見者にマイナスイメージを与えてしまいます。

管理会社に連絡して、エントランスや共用部分も「広く、明るく、きれい」になっているか点検してもらいましょう。

はじめて太郎

エントランスや共用部分が汚れていると、住民の治安が悪い印象を与えます。

内見時は昼間でも照明をつける

内見時には部屋の照明をつけて案内するようにしましょう。

照明がついていないと部屋が暗く感じられ、内見者は『幸せのイメージ』を持ちにくくなります。照明だけでなく、カーテンも開けて昼間の明かりを部屋に取り入れることで、部屋全体が明るく広く感じられるでしょう。

はじめて太郎

照明器具を変えることで、部屋の明るさが変わります。

簡単な装飾で幸せなイメージを生み出す

部屋に花やグリーンを飾ることで、部屋が明るくなったり、リラックス効果や疲労回復効果があるとされています。

内見者に『幸せのイメージ』を持たせるためにも、内見時には花やグリーンを飾ることを検討してみてください。

はじめて太郎

花やグリーンは、照明器具やリフォームと比べて、コストを抑えられます。

購入時のパンフレットのコピーをしておく

分譲時にもらったマンションや住宅のパンフレットが手元にあれば、そのパンフレットをコピーしておくと良いでしょう。

パンフレットには家の魅力が詳しく記載されており、内見者にしっかりと伝えることができます。事前にコピーをしておき、内見者に渡せるようにしてください。

はじめて太郎

パンフレットのコピーがあれば、購入検討の手助けにもなります。

居住中の内見後にするべきこと

内見後に申し込みにならなかった場合、担当の不動産仲介会社に理由を聞いてください。内見者の反応や感想を担当の不動産仲介会社に確認することで、次回の内見対応におけるヒントになります。

はじめて太郎

内見者の声は貴重です!

居住中で家を売るのがオススメな人

居住中での家の売却は、手間がかかるし大変です。

見知らぬ人に自宅を見せるストレスや、毎日の掃除などがあります。だからといって、誰にでもできるわけではないので、自分に合っているかどうかを慎重に考える必要があります

はじめて太郎

次の人は居住中でも問題なく対応できる人です

居住中での家の売却ができそうな人

  • 知らない人が家に入ってもストレスを感じない人
  • 日ごろから掃除ができる人
  • 平日でも内見対応ができる人

知らない人が家に入ってもストレスを感じない人

居住中で家を売る場合、見ず知らずの人が家に入ってくることに対するストレスを感じる方もいらっしゃいます。

内見者の中には勝手に収納スペースを開けたり、トイレを利用したりする方もいます。内見者の勝手な行動にストレスを感じる方には、居住中で家を売ることはオススメしません。

はじめて太郎

ストレスを感じない方には、居住中で家を売ることはオススメします。

日ごろから掃除ができる人

居住中に家を売ると、いきなり当日の内見対応が必要になることもあります。

普段から掃除を怠らず、常に家を整えておくことは重要です。日ごろから掃除ができていれば、突然の内見にもスムーズに対応でき、せっかく現れた内見者を逃すことなく、良い印象を与えることができます。

はじめて太郎

私は掃除が苦手でしたので、内見の準備が大変でした。

平日でも内見対応ができる人

内見のタイミングは予測しにくいものです。

内見者の都合に合わせて、平日に内見が行われることもあります。平日の場合、仕事を休んで対応できる方は問題ありませんが、仕事がある場合は調整が難しいでしょう。

はじめて太郎

リモートワークだと調整しやすいです

居住中で家が売れない人がするNG行動

家が売れないと焦る気持ちは分かりますが、焦って誤った行動をとらないように注意してください。

居住中で家が売れないからといって次のことは絶対にしないでください。

家が売れない人がするNG行動

  • 家の価格を下げること
  • 大規模なリノベーションやリフォームをすること

家の価格を下げること

居住中で家がなかなか売れないと、焦る気持ちも強くなります。

家が売れない理由がわからないので、焦りやストレスも増えることでしょう。ですが、焦り過ぎずにじっくりと対策を練り、慎重に進めることが大切ですね。

はじめて太郎

私も5か月間、家が売れなくて焦りました。

居住中で家が売れないからと言って、家の価格を下げることは絶対にしないでください。

家の価格を下げることは最終手段であり、慎重に考えるべきです。価格を下げる前に、他の対策や戦略を模索することが重要です。今の不動産会社が価格の下げを提案してきた場合は、他の不動産会社に変更することをオススメします。

大規模なリノベーションやリフォームをすること

今、リノベーション物件が流行っていますが、家が売れないから大規模なリノベーションやリフォームはオススメしません。

大規模なリノベーションやリフォームしたら必ず売れる保証はありません。

大規模なリノベーションやリフォームには大きな費用や長い時間が必要です。大きな費用や長い時間をかけても家が売れない場合が、金銭的、時間的に大きなマイナスとなります。

大規模なリノベーションやリフォームはせず、まずは今の不動産会社や不動産媒介契約を見直してください。

居住中でも家が売れないなら、今の不動産会社を見直すことも必要

もしかしたら、家が売れない理由は居住中だからではなく、不動産会社に問題があるのかもしれません。

現在契約している不動産会社が両手仲介(売主と買主の両方から手数料を受け取る形態)の不動産会社であれば、家が売れない理由は不動産会社にある可能性が高いです。両手仲介の場合、不動産会社は自社で買主を見つけることに注力し、他の不動産会社と情報を共有しないことがあります。このため、買主の選択肢が狭まり、売却が遅れることがあるのです。

不動産会社が両手仲介をしている場合、専任媒介契約から一般媒介契約に切り替えて、複数の不動産会社に依頼することで、より多くの買主に物件をアピールできるようになります。また、片手仲介(売主または買主のどちらかから手数料を受け取る形態)を専門とする不動産会社に依頼することも検討してみてください。片手仲介の不動産会社は他社とも協力しやすいため、物件の売却がスムーズに進む可能性があります。

はじめて太郎

片手仲介の不動産会社をオススメします。

両手仲介とは

不動産会社が売主さんと買主さんの両者から仲介手数料を受け取ることです。

はじめて太郎

買主さんからも仲介手数料を受け取るところに注意してください

【図解】両手仲介について

片手仲介とは

不動産会社は、売主さんもしくは買主さんのどちらか一方から仲介手数料を受け取ることです。

【図解】片手仲介について

両手仲介のメリットとデメリット

はじめて太郎

両手仲介のメリットとデメリットを紹介します

メリットデメリット
仲介手数料の値引きがしやすい
買い主が見つかれば、売却がスムーズ
囲い込みがおこなわれやすい
利益相反になってしまう
両手仲介のメリットとデメリット
はじめて太郎

まずは両手仲介のメリットを紹介します

両手仲介のメリット:仲介手数料の値引きがしやすい

両手仲介は、売主さんと買主さんの両者から仲介手数料を受け取るため、不動産会社は仲介手数料の値引きをしても利益を確保できます。

両手仲介のメリット:買い主が見つかれば、売却がスムーズ

両手仲介では、売主さんと買主さんの間に入る不動産会社が1社です。不動産会社同士の交渉がないため、希望金額で購入してくれる買主さんが見つかれば、売却がスムーズに進むことがあります。

はじめて太郎

次に両手仲介のデメリットを紹介します

両手仲介のデメリット:囲い込みがおこなわれやすい

両手仲介を行う不動産会社は、利益を最大化するために自ら買主さんを見つけ出すように努めます。不動産会社は両手仲介を達成させるため、他の不動産会社からの問い合わせを売主さんに内緒で断ることがあります。不動産会社の囲い込みで、家が売れにくくなり、結果的に家の価格を下げざる負えないのです。

両手仲介のデメリット:利益相反になってしまう

両手仲介は、売主は高く、買主は安く取引したいので利益相反と言われます。米国などでは法律で禁止されています。

片手仲介のメリットとデメリット

はじめて太郎

片手仲介のメリットとデメリットです

メリットデメリット
依頼主の利益を最優先に考えてくれる
囲い込みされない
専任や専属専任媒介ができる
取引全体の調整や円滑な進行が難しい場合がある
仲介手数料の値引きが期待できない
片手仲介のメリットとデメリット
はじめて太郎

まずは片手仲介のメリットを紹介します

片手仲介のメリット:依頼主の利益を最優先に考えてくれる

片手仲介は売主からのみ仲介手数料を受け取るため、売主の利益を最優先に考えます。

片手仲介のメリット:囲い込みされない

片手仲介の場合、不動産会社は家を高く売ることで利益を最大化します。

囲い込みをせず、他の不動産会社と協力して高く買ってくれる買主さんを探します。

片手仲介のメリット:専任や専属専任媒介ができる

片手仲介の場合、囲い込みがないため、安心して専任や専属専任媒介契約ができます。

不動産会社と専任や専属専任媒介契約を結ぶことで、独占販売が可能になり、広告活動も積極的に行ってくれます。

はじめて太郎

次に片手仲介のデメリットを紹介します

片手仲介のデメリット:取引全体の調整や円滑な進行が難しい場合がある

片手仲介の場合、買主さんには他の不動産会社が関与しています。

買主との売買交渉は他の不動産会社を通じて行われるため、交渉がスムーズに進まない場合があります。

片手仲介のデメリット:仲介手数料の値引きが期待できない

片手仲介の場合、不動産会社が得られる利益に余裕がないため、仲介手数料の値引きが難しいです。

不動産会社に値引きを迫ってやる気を下げるよりも、値引きをせずに1円でも高く購入してくれる買主さんを見つける方がオススメです。

居住中で家が売れない人は片手仲介の会社がオススメ

囲い込みされないため、安心して専任や専属専任媒介契約ができます。

専任や専属専任媒介契約では、不動産会社が家の売却に注力してくれます。

はじめて太郎

片手仲介の不動産会社なら安心して依頼できます

【まとめ】居住中で家が売れない人がするべき対策3つ

はじめて太郎

最後まで読んでいただきありがとうございます

居住中でも家が売れるためには、内見時に少しでも内見者に良いイメージを持ってもらうことが欠かせません。

内見者に良いイメージを持ってもらうためには、家具や荷物を少しでも減らし、部屋の広さを確保する必要があります。また、掃除も入念に行い、部屋を綺麗に保つことが重要です。

不動産会社ミライアスの360˚VR内見を取り入れることで、内見回数を効率的に減らすことができます。

また、家が売れない理由は居住中ではなく、現在の不動産会社に問題がある場合もあります。もし現在の不動産会社が両手仲介の会社であれば、片手仲介の不動産会社に切り替えてください。

はじめて太郎

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この記事を書いた人

◆30代後半の会社員。普段はIT会社で仕事をしています。趣味は食べ歩き、旅行、サッカー観戦。

◆人生で初めて不動産売却となり、不安な気持ちで売却スタート。不動産会社に恵まれ、相場の112%で売却に成功。2022年から初めて不動産売却する人に不動産売却のノウハウを発信。

◆不動産のお役立ち情報を発信するメディアサイト『不動産WEB相談室』で『はじめて不動産』が不動産を勉強する時にオススメと紹介される。

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